AIAゴールドメダル
RIBAロイヤルゴールドメダルに続いて世界でも権威のある建築家の賞というと、アメリカ建築家協会が表彰しているAIAゴールドメダルです。
このAIAゴールドメダルはRIBAロイヤルゴールドメダルの150年という歴史には及ばないものの、約100年という長い歴史を持つ賞となっています。
AIAゴールドメダルの受賞者は、理事会による最終投票において4分の3以上の票を獲得しなければなりません。
そのため、受賞者の該当者がいないという年もあり、これは過去40回ありました。
ですから、AIAゴールドメダルを受賞するということは、世界の名だたる建築家たちの多くが認めてくれた建築家になるということです。
過去には日本人も、2人の人が受賞しています。
1人は1996年の丹下健三氏、もう一人は2002年の安藤忠雄氏です。
プリツカー賞
世界的に有名な建築家の賞の3つ目は、プリツカー賞です。
これは、1979年に、アメリカの有名なホテルチェーン、ハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーであるプリツカー一族の一員で実業家のジェイ・プリツカーが設立した賞です。
そのため、プリツカー賞といわれています。
現在は、プリツカー一族が運営している財団、ハイアット財団が建築家に贈る賞となっています。
プリツカー賞は、建築界のノーベル賞ともたとえられるほど権威のある賞で、歴史的にはRIBAロイヤルゴールドメダルやAIAゴールドメダルには及びませんが、その価値は、これらふたつの賞に並ぶだけの価値があります。
日本人も受賞することが出来ており、1987年に丹下健三氏、1993年に槇文彦氏、1995年に安藤忠雄氏が受賞しています。
UIAゴールドメダル
これは、国際建築家連合が表彰している賞で、1984年から3年に1回、受賞者が決定されます。
受賞者は、同じく3年に1回開催されるUIA世界大会で表彰されます。
日本人の中では、1993年に槇文彦氏、2005年に安藤忠雄氏が受賞しました。
ちなみに次回行なわれるUIA世界大会の会場は東京で、2011年に開かれる予定でいます。
その他、イスラム社会に適した建築計画が行なわれている、ムスリムが中心となっている共同体を表彰し、世界でも最高の副賞金額50万ドルが贈られるアーガー・ハーン建築賞があります。
これは建築家個人に贈られる賞ではなく、建築計画に携わったグループや計画そのものに贈られる賞となっています。
さらに銀の定規賞やウルフ賞芸術部門、レーニン賞、スターリング賞、ソビエト連邦国家賞、ローマ賞、ショック賞などがあります。